日中次世代移動通信技術と応用に関するワークショップ2019が中国黒竜江省ハルビン(哈爾賓)にて開催されました。

2019.08.10

  中国黒竜江省ハルビン(哈爾賓)にて日中次世代移動通信技術と応用に関するワークショップ2019が開催されました。本年のワークショップは、ハルビン市内のSINOWAYホテル(華融飯店)にて、3日間にわたり開催されました。ちなみに、このホテルは、ハルビン工業大学(HIT)の経営だそうで、コーヒーカップにもHITのロゴが入っていました。

 中国側からは、中国科学技術部の阮湘平巡視員、FuTURE Forumの張新生副理事長以下20名、日本側からはYRP研究開発推進協会大森副会長以下15名が参加し、熱心な議論を進めました。

 今回は、無線通信システム研究会(RCS研究会)の協賛により「日本の5G&Beyond」の特別セッションが作られ、日本側からNTTドコモ、NICT、NECが参加発表し、5Gの研究開発状況は勿論のこと、5G以降の研究開発および関連要素技術の発表があり大いに議論がもりあがりました。
 開催期間中は、台風の影響のせいか25度程度の気温で猛暑の日本に比較してかなり涼しい気候でした。

 本ワークショップの主催者は以下の通りです。

主催:FuTURE Forum、日・中ICT技術フォーラム、YRP研究開発推進協会
協催:(一社)電子情報通信学会無線通信システム研究会(RCS研究会)

日中次世代移動通信技術と応用に関するワークショップ2019プログラム

Workshopスナップ写真

写真上から
会場となった、SINOWAYホテル、会場案内板、阮湘平部長と大森慎吾YRP研究開発推進協会副会長、張新生FutureForum副理事長と大森慎吾YRP研究開発推進協会副会長、集合写真、発表風景

 


スナップ写真

上から、華融ホテル前のビル屋上にそびえる5Gの文字と金色に輝くアンテナ塔、ハルビン空港(東京からの直行便は春秋航空のみで、約3時間の飛行時間)、ハルビン駅(1909年に伊藤博文が暗殺された駅。ロシア統治時代の面影を残す駅舎。会場から徒歩10分ほどでした。)、ロシア統治時代の1907年に建造された聖ソフィア大聖堂、ロシア、日本統治時代の歴史建造物が多く残るハルビンを代表する中央大街。