WPMC YRP発の情報通信分野の国際的研究集会

 WPMC (The International Symposium on Wireless Personal Multimedia Communications;無線パーソナルマルチメディア通信国際シンポジウム)は、1989YRP発の情報通信分野の国際研究集会です。

 YRP研究開発協議会とNICTが主スポンサーとなり、大森代表理事がWPMC運営員会共同議長を務める、日本発の世界的国際研究集会です。

WPMCの最新情報、過去の開催結果、関連文書等は公式WPMC-HOMEサイト(英語:https://wpmc-home.com)をご覧ください。

過去のWPMC開催と今後の予定

第20回WPMC2017 2017.12 インドネシア ジョグジャカルタ
              (アグン山噴火リスク回避のためバリ島から変更)

1. WPMC創設の経緯
(1) 1997年、YRPは移動通信分野の世界的な研究開発拠点を目指し開設された。
(2) その施策のもとに、郵政省通信総合研究所 横須賀無線通信研究センターは、国際的な産学官連携を旗印に1998年2月に開所された。
(3) 同センターでは、国際的な産学官連携の場を提供する具体策の一環として国際的な視野にたった研究集会を発足することとした。
(4) 東京大学の今井秀樹教授とオランダのデルフト工科大学のRamjee Prasad教授(現在デンマーク Aarhus大学)と初代横須賀無線通信研究センター長の大森慎吾の3者で具体化を図った。
(5)第1回WPMCは、横須賀において開催され、以後毎年世界の都市で開催されている。

1998年(H10)11月 横須賀で開催された第1回WPMC

2.運営
(1) WPMC Steering Board(運営委員会)を設置。
① 共同議長は大森慎吾(現YRP国際連携研究所、CTIF-Japan、元NICT理事)、 原田博司京都大学教授(第19回WPMCより)、今井秀樹東京大学名誉教授(第18回WPMCまで)、Ramjee Prasad教授 (デンマーク国立オールボー大学教授)
(2) 運営委員は世界各国から20名程度。
(3) 規約(WPMC Bylaw)を策定、運営委員会等WPMCの活動を規定。
(4) 開催場所、予算、規約等はBylawに基づき運営委員会で審議決定。
(5) 開催ごとに開催国で実行委員会を設置。
(6) 主催はYRP研究開発推進協会、NICTおよび主催国の実行委員会。
(8) 発表論文のなかから優秀一般論文賞3件、優秀学生論文賞3件を授与する。このためAward Banquetを行う。

詳細は WPMC公式サイト、WPMC-Homeを参照ください。